イスノキ(ユシギ)の頭部管製作 その1

沖縄にお住まいの方から
沖縄ではユシギと呼ばれるイスノキで
頭部管がつくれないだろうか・・
というお話がありました

あまり馴染みのない木でしたが
沖縄では良く使われているそうで
三線の棹にも使われているようです

イスノキ
別名 : ヒョンノキ、ユシギ(沖縄)
学名 : Distylium racemosum   
科名 : マンサク科(イスノキ属) 
産地 : 本州南部、四国、九州、沖縄
比重 : 0.90 ~ 1.00         
硬さ : 9             
国産材では最も重くて硬い木の一つ
乾燥時の収縮率が高く、かなり暴れる
乾燥後も割れることがある

・・ということで
少々割れの不安はありますが
製材して送ってくださるということなので
挑戦してみる事にしました

沖縄に二人居られる現代の名工のお一人に頼んで製材してもらった
という材料は
流石にとても綺麗な角材になっていました
ちょっと変わった感じの色合いです

 
取り敢えず加工し易い長さに手鋸で挽いてみました
普段扱っている木に比べて
特に扱いにくいという印象はありませんでした

轆轤挽き(旋盤加工)でも
それほど硬いという印象はありません
あとは割れずに最後まで加工できれば良いのですが・・・

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